プレゼンと聞くと何を思い浮かべますか?どうしても会社のイメージがあると思います。しかし、プレゼンは私たちの身の回りに溢れています。洋服を買ってほしいとき、どこか旅行に連れて行ってほしいとき、やめてほしい行動があるとき、人間関係ではどちらかに要望があり、相手側を動かそうとするときにはプレゼンが発生しています。
そのように考えると、失敗したくない大きなプレゼンがあるとき、急に練習するのではなく、日常で練習できる機会はたくさんあることが分かります。
では、どのような点に気を付けてプレゼン上達の練習をすればよいのでしょうか?プレゼンの意味から考えて3つのコツをお伝えしたいと思います。ビジネスだけではなく、より良い人間関係のためにもあなたのためにもプレゼンを上達させておきませんか?
冒頭:プレゼンの意味
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まずは全体像としてプレゼンの意味から捉えておきたいと思います。冒頭でもお伝えしましたが、プレゼンは会話があれば、どこでも使うような非常に、日常的に使うものです。では、具体的にプレゼンとは何のために使う会話術か、というと「説得」です。「説得」と言葉で表現してしまうと、マイナスのイメージや難しいイメージがあるのですが、どこでも、いつでも、誰でも、私たちは説得したり、説得されたりします。人だけではなく、買い物でもそうです。
例えば、コンビニ。あなたはお腹が空いたから、コンビニにお弁当を買いに行くとします。実際には人から勧められていなかったとしても、お弁当のパッケージや中身などに「説得」されて行動をしています。そのように考えていくと、私たちが私たち自身で「選んだ行動」と「選ばされた行動」を区別することはとても難しいですし、それを区別することもあまり意味はありません。私たち自身がどう感じるかが大切です。
そして、ここで大切なことがあります。大多数の人は「選ばされた」ことをあまりよく思わないということです。私たちは自分で選ぶことを好みます。ここまでの話を整理すると、プレゼンとは説得であり、いかに相手(聴き手)に自分の提案を選んでもらうか、を自然な形で話をしていくスキルということになります。
では、どのように自然な形で話していくか、具体的なポイントを示していきます。
例えば、コンビニ。あなたはお腹が空いたから、コンビニにお弁当を買いに行くとします。実際には人から勧められていなかったとしても、お弁当のパッケージや中身などに「説得」されて行動をしています。そのように考えていくと、私たちが私たち自身で「選んだ行動」と「選ばされた行動」を区別することはとても難しいですし、それを区別することもあまり意味はありません。私たち自身がどう感じるかが大切です。
そして、ここで大切なことがあります。大多数の人は「選ばされた」ことをあまりよく思わないということです。私たちは自分で選ぶことを好みます。ここまでの話を整理すると、プレゼンとは説得であり、いかに相手(聴き手)に自分の提案を選んでもらうか、を自然な形で話をしていくスキルということになります。
では、どのように自然な形で話していくか、具体的なポイントを示していきます。
1.感情を揺さぶれ
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まずは人がなぜ動くのか、というところを考える必要があります。行動主義などの行動に関する研究をする分野では、人が動く理由は2つとされています。
1つ目が快楽を求めて動くこと。お楽しみとかワクワク感とかが手に入る、となれば人はそれを求めて動きます。
2つ目は苦痛を避けること。損失、悲しいことなどが起こればそれを避けるために動きます。
どちらも共通して言えることは感情があるということです。なので、人が動きやすくなるためには感情を動かさなければいけません。
分かりやすくダイエットなどで例えると、今から痩せます、というよりも、痩せるとあなたを見る周りの目がガラリと変わり、尊敬されたり、憧れられたりします、と伝える方が感情は動きやすくなります。逆に、今のままだとあなたはいつまで経っても周りからバカにされたり、陰で見下されたりするようになりますよ、だとこちらも感情が動きます。プレゼンで重要なことは「感情」で、その感情がポジティブなものか、ネガティブなものかを見極める必要があります。さらに、ポジティブかネガティブかは人によって変わるので、相手にとっての感情が動く出来事や言葉なども知る必要もあります。
まとめると、プレゼンを聞いてくれる相手はどんな人で、相手があなたのプレゼンを聞いて感じるべき感情は何か、というところから作りこんでいくということです。
1つ目が快楽を求めて動くこと。お楽しみとかワクワク感とかが手に入る、となれば人はそれを求めて動きます。
2つ目は苦痛を避けること。損失、悲しいことなどが起こればそれを避けるために動きます。
どちらも共通して言えることは感情があるということです。なので、人が動きやすくなるためには感情を動かさなければいけません。
分かりやすくダイエットなどで例えると、今から痩せます、というよりも、痩せるとあなたを見る周りの目がガラリと変わり、尊敬されたり、憧れられたりします、と伝える方が感情は動きやすくなります。逆に、今のままだとあなたはいつまで経っても周りからバカにされたり、陰で見下されたりするようになりますよ、だとこちらも感情が動きます。プレゼンで重要なことは「感情」で、その感情がポジティブなものか、ネガティブなものかを見極める必要があります。さらに、ポジティブかネガティブかは人によって変わるので、相手にとっての感情が動く出来事や言葉なども知る必要もあります。
まとめると、プレゼンを聞いてくれる相手はどんな人で、相手があなたのプレゼンを聞いて感じるべき感情は何か、というところから作りこんでいくということです。
2.ゴールは徹底的に明確に
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そして次に必要なのは明確なゴール設定です。いくら感情を動かしたところで、動いた感情がどこにいくか、をこちらで示さなければ、相手はどこに行っていいか分かりません。災害が起きた時の避難誘導では、確実に逃げる場所を示さなければ、被害が拡大します。ただただ「逃げてください」だけでは、逆に混乱を生むのです。これは人をコントロールしようというものでもなく、その避難先が安全地帯ですよ、と知らせなければ、かえって危険な状況になるということです。
プレゼンとは?でのところでもお伝えしましたが、人は「選ばされた」と感じると少し嫌悪を感じるものです。ただし、感情を動かすだけ動かして、選ぶものがないのも混乱になります。私たちがあらかじめ聴衆がとるべき行動を明確に示すことは必要です。決めるのは聴衆ですが、どこに行けばいいのか、というゴールは明確にしておきます。
○○をすることが聴衆にとって最善の策というところを探しておきます。感情のところと組み合わせると、大まかな流れは、
・相手が望む感情(あるいは望まない感情)を味わうためには、○○という行動をすることが他の選択肢よりも優れていますよ
というような形になると思います。このゴールを考えることをおろそかにしている人が多いように感じます。ゴールを曖昧にして、相手に考えて行動してもらうのが、講演になると思います。この話から、あなたが感じたことを大事にしてくださいね、というようなことです。
私たちは今プレゼンの話をしているので、ゴール(行動要請)は明確にしておきましょう。プレゼンを聞いた後の「行動」が分からないと、相手にとっては、感情は動いたけど、どうすればいいのか分からないということになり、私たちにとっても、相手にとっても無駄な時間になります。ゴールは徹底的に明確に、です。
プレゼンとは?でのところでもお伝えしましたが、人は「選ばされた」と感じると少し嫌悪を感じるものです。ただし、感情を動かすだけ動かして、選ぶものがないのも混乱になります。私たちがあらかじめ聴衆がとるべき行動を明確に示すことは必要です。決めるのは聴衆ですが、どこに行けばいいのか、というゴールは明確にしておきます。
○○をすることが聴衆にとって最善の策というところを探しておきます。感情のところと組み合わせると、大まかな流れは、
・相手が望む感情(あるいは望まない感情)を味わうためには、○○という行動をすることが他の選択肢よりも優れていますよ
というような形になると思います。このゴールを考えることをおろそかにしている人が多いように感じます。ゴールを曖昧にして、相手に考えて行動してもらうのが、講演になると思います。この話から、あなたが感じたことを大事にしてくださいね、というようなことです。
私たちは今プレゼンの話をしているので、ゴール(行動要請)は明確にしておきましょう。プレゼンを聞いた後の「行動」が分からないと、相手にとっては、感情は動いたけど、どうすればいいのか分からないということになり、私たちにとっても、相手にとっても無駄な時間になります。ゴールは徹底的に明確に、です。
3.相手のためは何か
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最後に相手のためという視点も大切です。私たちは普段、自分の思考の時間を「誰のために」使っているでしょうか?それはもちろん、私たち自身のために思考を使っています。
今このブログを読んでいただいているあなたも、あなたのプレゼンが良くなりたい、という目的が主だと思います。もちろん部下のために何かヒントがないか、と考える方もいますが、基本的に人は自分の人生の中では、自分のために考える時間を使っています。今日のお昼ご飯は何にしようかな、今度の休みは何をしようかな、といった具合です。「人のため」に時間を使っている人もいますが、時間の割合で考えてみても、自分のための思考時間:相手のための思考時間=7:3くらいではないでしょうか。
このことを踏まえると私たちのプレゼンも、私たちが気持ちいいプレゼンをするのではなく、相手にとってきちんと相手のための時間となる様に作らなければなりません。そこで、プレゼン作りに対して、徹底して行う必要があるのが、「それは本当に相手のためか」という問いかけです。思い込みにならないように考える必要があります。基本的にはプレゼンは私たちのためになることでもあるのですが、それが100%私たちのためという姿勢であれば、大体において「自分のため」を考えている聴き手、つまり相手は動きません。そのため、あなたのプレゼンでは「相手が自分のためである」と信じる必要があることを忘れないようにしましょう。
ここまで理解して、考えていたとしても、よく私たちの「思い込み」で相手の問題を推量してしまい、思い込みから始まる間違いの連鎖という現象が起こります。プレゼンの冒頭で、仮定が間違っていると、その後のプレゼン全体がブレてきますので、何度も何度も「それは本当に相手のためか」「聞き手は本当にその問題の解決を悩んでいるか」、という問いかけをしながら作りこんでいきます。
今このブログを読んでいただいているあなたも、あなたのプレゼンが良くなりたい、という目的が主だと思います。もちろん部下のために何かヒントがないか、と考える方もいますが、基本的に人は自分の人生の中では、自分のために考える時間を使っています。今日のお昼ご飯は何にしようかな、今度の休みは何をしようかな、といった具合です。「人のため」に時間を使っている人もいますが、時間の割合で考えてみても、自分のための思考時間:相手のための思考時間=7:3くらいではないでしょうか。
このことを踏まえると私たちのプレゼンも、私たちが気持ちいいプレゼンをするのではなく、相手にとってきちんと相手のための時間となる様に作らなければなりません。そこで、プレゼン作りに対して、徹底して行う必要があるのが、「それは本当に相手のためか」という問いかけです。思い込みにならないように考える必要があります。基本的にはプレゼンは私たちのためになることでもあるのですが、それが100%私たちのためという姿勢であれば、大体において「自分のため」を考えている聴き手、つまり相手は動きません。そのため、あなたのプレゼンでは「相手が自分のためである」と信じる必要があることを忘れないようにしましょう。
ここまで理解して、考えていたとしても、よく私たちの「思い込み」で相手の問題を推量してしまい、思い込みから始まる間違いの連鎖という現象が起こります。プレゼンの冒頭で、仮定が間違っていると、その後のプレゼン全体がブレてきますので、何度も何度も「それは本当に相手のためか」「聞き手は本当にその問題の解決を悩んでいるか」、という問いかけをしながら作りこんでいきます。
まとめ~プレゼンで変わる未来~
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まとめと追加なのですが、最後に一つ。プレゼンを軽く考えないという姿勢も重要です。良くも悪くもプレゼンは私たち人間の行動原理をきちんと理解し、相手にとってタメになることを提案するの重要なコミュニケーションだと考えています。私たちのプレゼンを聞いてくれる人、そして、そのプレゼンの内容次第で、私たちの未来は大きく変わります。そこまでの重要性をプレゼンに見出しておきましょう。
ここまでの話をまとめると、プレゼンにおける3つのコツは、
一つ、相手の感情をきちんと考えること。
感情がなければ聞き手からの行動を促すことは難しくなります。
一つ、プレゼンのゴールを徹底的に明確にすること。
いくら感情が動いても、プレゼンの目的、行動要請が不明確では動きようがありません。
一つ、「相手のためとはなにか」を思い込まずに考え抜くこと。
プレゼンは行動要請をしますが、その行動は本当に相手のためになるのか、という点を今一度考えておきましょう。
繰り返しになりますが、私たちのプレゼン次第で、私たちの未来も相手の未来も変わっていきます。私たちにとっての聞き手が大切な人だからこそ、プレゼンに時間をかけてしっかり取り組んでいきましょう。ここまでの準備で臨むと自然と聴衆からYESをつかみ取ることができます。
なぜなら、それが私たちにも、相手の方々にとっても理想の選択となるからです。
プレゼンのために、人を観察し、気付きの心理学として再構築心理学を学びたい方はぜひコメントくださいね!
ここまでの話をまとめると、プレゼンにおける3つのコツは、
一つ、相手の感情をきちんと考えること。
感情がなければ聞き手からの行動を促すことは難しくなります。
一つ、プレゼンのゴールを徹底的に明確にすること。
いくら感情が動いても、プレゼンの目的、行動要請が不明確では動きようがありません。
一つ、「相手のためとはなにか」を思い込まずに考え抜くこと。
プレゼンは行動要請をしますが、その行動は本当に相手のためになるのか、という点を今一度考えておきましょう。
繰り返しになりますが、私たちのプレゼン次第で、私たちの未来も相手の未来も変わっていきます。私たちにとっての聞き手が大切な人だからこそ、プレゼンに時間をかけてしっかり取り組んでいきましょう。ここまでの準備で臨むと自然と聴衆からYESをつかみ取ることができます。
なぜなら、それが私たちにも、相手の方々にとっても理想の選択となるからです。
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