起業し、生計を立てるためにはお金を稼がないといけません。ここで起業初期によく陥るようなことがあります。それが、そんなことでお金をとるの?という意見です。もちろん、起業初期なのでもしかすると、お金を払うレベルではないかもしれない、というものもあるのですが、何事も資金が無ければ続きません。
相手に優しく、思いやりを持つ以上、無料でサービス提供をした方がいいのかな、とか思いながら続けていったところで、自分の資金がなくなり、続かなくなりそうですし、最初だけ無料と言っても、有料にした瞬間にお客さんが来なくなる、といった事態もあるようです。
私は心理家として、どちらかというと感情や気持ちを大切にする方ですが、それでもビジネスとしてやる以上、料金は発生させるようにしています。本日は気持ちの部分での優しさや料金の考え方についてお伝えしていきます。
1.お金の考え方

今からビジネスをやる人も、今まさにしている人も、今現在、パートやサラリーマン、OLなど社会人として働いている人も共通して言えることがあります。それが、お金を稼いでいる、ということです。もちろん、稼ぐ額はそれぞれ違うと思いますし、働く時間もそれぞれ違うと思います。共通して言えることは「お金」を稼いでいるということです。
そもそもお金とはなんでしょうか。経済的な考え方と、感情的な考え方があると思います。経済的な考え方でいくのであれば、価値と信用です。お金があれば、そのお金の額に見合った価値あるものが提供される、という信用を国が下しているということ。
例えば、100円のおにぎりを買おうとすれば、100円でおにぎりはコンビニで買えることだと思います。
おにぎりという価値を国が保証しているから、人はそのお金を信用して、流通を生んでいるんです。金額を大きくすると住宅ローンもそうですね。必ず返してくれる、という信用をしているから、大きなお金を預けてくれている訳です。
つまり、経済的に行くと価値と信用がお金ということになります。感情的に見ると、お金とは感謝の対価であるとも言えます。お腹が空いている時に、美味しい物を提供してくれて「ありがとう」と言ってお金を払うし、利用したいサービスがあるときに、利用させてくれて「ありがとう」と言ってお金を払います。つまり、お金とはありがとうという気持ちを表すものでもある、ということです。
ビジネスとして捉えるとこの3つの要素が絡んでお金ということになります。そのため、お金の中には「優しさ」や「思いやり」も入っている訳です。
有名な話でいくと、松下幸之助さんが、電球を売りに行ったときに、買い手から「まけて欲しい」と値切りの交渉を受けたときに、「この電球には従業員が家族との時間を犠牲にしながら丁寧に作ったものなので、値段を安くすることはできない。このお金で従業員と家族が幸せになるので、安くして、幸せを減らすことは私にはできない」といったそうです。
お金とは、きちんと価値があり、その価値を提供できると相手が信じた時に、感謝とともに払われるもの、という認識で私は考えています。
そもそもお金とはなんでしょうか。経済的な考え方と、感情的な考え方があると思います。経済的な考え方でいくのであれば、価値と信用です。お金があれば、そのお金の額に見合った価値あるものが提供される、という信用を国が下しているということ。
例えば、100円のおにぎりを買おうとすれば、100円でおにぎりはコンビニで買えることだと思います。
おにぎりという価値を国が保証しているから、人はそのお金を信用して、流通を生んでいるんです。金額を大きくすると住宅ローンもそうですね。必ず返してくれる、という信用をしているから、大きなお金を預けてくれている訳です。
つまり、経済的に行くと価値と信用がお金ということになります。感情的に見ると、お金とは感謝の対価であるとも言えます。お腹が空いている時に、美味しい物を提供してくれて「ありがとう」と言ってお金を払うし、利用したいサービスがあるときに、利用させてくれて「ありがとう」と言ってお金を払います。つまり、お金とはありがとうという気持ちを表すものでもある、ということです。
ビジネスとして捉えるとこの3つの要素が絡んでお金ということになります。そのため、お金の中には「優しさ」や「思いやり」も入っている訳です。
有名な話でいくと、松下幸之助さんが、電球を売りに行ったときに、買い手から「まけて欲しい」と値切りの交渉を受けたときに、「この電球には従業員が家族との時間を犠牲にしながら丁寧に作ったものなので、値段を安くすることはできない。このお金で従業員と家族が幸せになるので、安くして、幸せを減らすことは私にはできない」といったそうです。
お金とは、きちんと価値があり、その価値を提供できると相手が信じた時に、感謝とともに払われるもの、という認識で私は考えています。
2.商品・サービスの考え方

お金が上記のようなルールで運用されているのであれば、私たちが提供する商品やサービスはどのようなものでなければならないのでしょうか。それが商品、サービスの考え方につながっていきます。江戸時代の石田梅岩という方がいるのですが、その方の考え方が非常に参考になるのでご紹介します。
働くとはつまり、「傍(はた)を楽(らく)にする行為である」ということだ。周りの人を楽にすることが究極的な仕事であり、仕事の本質である、というものだ、と彼は説いたのです。シンプル過ぎるので、伝わりにくいかもしれませんが、もう少し現代風にいくと、現代はある程度、楽に生きることができる時代なんです。明日死ぬかもしれない、という人は少なくなってきていますし、今日食べ物が無いと、困っている人も減ってきてはいます。もちろんゼロではありませんが。では、周りの人が楽になったら働くことはなくなるのでしょうか。もちろんそうではありません。
楽の定義が変わってきているのです。今現在の商品やサービスの考え方は「相手の課題や問題を解決すること」この一言に尽きます。
例えば、私たちが、起業したいな、と思って困っている時に、失敗しない起業方法、集客の事例108つなどあったらおそらく、商品やサービスに興味を持つことだと思います。そして、そのまま購入することもあるでしょう。現在の働くということは「お客さんの課題を解決すること」ここに落ち着きます。
だからといって、お客さんが困っていないようなことをさも困るようなことだと説得して、商品やサービスを売りつけるのは本来の「はたらく」という意味からも遠ざかっていきますので、本質的な「はたらく」の意味を抑えつつ、現在の考え方も取り入れることが必要になってきます。
働くとはつまり、「傍(はた)を楽(らく)にする行為である」ということだ。周りの人を楽にすることが究極的な仕事であり、仕事の本質である、というものだ、と彼は説いたのです。シンプル過ぎるので、伝わりにくいかもしれませんが、もう少し現代風にいくと、現代はある程度、楽に生きることができる時代なんです。明日死ぬかもしれない、という人は少なくなってきていますし、今日食べ物が無いと、困っている人も減ってきてはいます。もちろんゼロではありませんが。では、周りの人が楽になったら働くことはなくなるのでしょうか。もちろんそうではありません。
楽の定義が変わってきているのです。今現在の商品やサービスの考え方は「相手の課題や問題を解決すること」この一言に尽きます。
例えば、私たちが、起業したいな、と思って困っている時に、失敗しない起業方法、集客の事例108つなどあったらおそらく、商品やサービスに興味を持つことだと思います。そして、そのまま購入することもあるでしょう。現在の働くということは「お客さんの課題を解決すること」ここに落ち着きます。
だからといって、お客さんが困っていないようなことをさも困るようなことだと説得して、商品やサービスを売りつけるのは本来の「はたらく」という意味からも遠ざかっていきますので、本質的な「はたらく」の意味を抑えつつ、現在の考え方も取り入れることが必要になってきます。
3.真の優しさ、思いやりとは?

ここまで説明すると、導入部分にあった、そのサービスでお金取るの?という意見は見当違いである、ということが分かってくると思います。そもそも、お金とは価値あるものを世の中に出して、それを信用されることによって、感謝とともに物流を回す道具の1つなんです。
お金が無ければ、生活することが困難になりますし、生活が困難になれば、優しさや思いやりも、もしかすると表現するだけの余裕がなくなるかもしれません。
なかには聖人君子のようなお金ではない、人間力が全てだ、という立派な方もいると思いますが、そのような立派な方は、立派な振る舞いをして欲しいな、と思うのも個人的なところではあります。
では、真の優しさ、思いやりとはなんでしょうか。相手のために、身を犠牲に出来る人のことを指すのでしょうか。それも違うと思います。真の優しさや思いやりは、たとえ短い時間きつい思いをしたとしても、長い目で見ると相手の役に立った、喜びにつながったと思えるようなことをする人のことを指すのだと思います。
私はお経を読むことを日課にしているのですが、その中の一節にすぐに良くなるような薬があるが、それを飲むと今見ている夢のような生活は終わってしまいます、しかし、今見ている夢のような生活は夢であって、現実ではありません。夢の中でふわふわと一生を過ごすより、きちんと薬を飲んで現実を良くするように心がけましょう、みたいな一説があり、その続きが、いや、夢心地でいいんだ、現実に戻るとツラいんだ、というような問答として続いていきます。そこで、どのようにしたかというと、薬を作った人が「私は今から遠くの国に行きます」として夢心地の人達を置いて遠くの国に行ってしまうのです。そして、数日後、薬を作った人が亡くなったという手紙が届くのです。その手紙を見た、夢心地の人は、これではまずい、きちんと現実を見据えて、しっかりと生きよう、と決意して、短期的には辛いかもしれない選択を取り、薬を飲み、しっかりとして生きると決めた、というようなストーリーがあるのです。
これが私の中での真の優しさや思いやりだと思っています。
一時の快楽に身を委ねさせて、そのままでいいよ、楽しいままでいいよ、として、将来的な時間を台無しにさせるようにつぶやくことは優しさや思いやりではありません。
ビジネスを始めるのであれば、きちんと優しさや思いやりとはなにか、ということを考えて、経済の本質である価値、信用、感謝のバランスをとって、生きていくことが必要だと思います。
お金が無ければ、生活することが困難になりますし、生活が困難になれば、優しさや思いやりも、もしかすると表現するだけの余裕がなくなるかもしれません。
なかには聖人君子のようなお金ではない、人間力が全てだ、という立派な方もいると思いますが、そのような立派な方は、立派な振る舞いをして欲しいな、と思うのも個人的なところではあります。
では、真の優しさ、思いやりとはなんでしょうか。相手のために、身を犠牲に出来る人のことを指すのでしょうか。それも違うと思います。真の優しさや思いやりは、たとえ短い時間きつい思いをしたとしても、長い目で見ると相手の役に立った、喜びにつながったと思えるようなことをする人のことを指すのだと思います。
私はお経を読むことを日課にしているのですが、その中の一節にすぐに良くなるような薬があるが、それを飲むと今見ている夢のような生活は終わってしまいます、しかし、今見ている夢のような生活は夢であって、現実ではありません。夢の中でふわふわと一生を過ごすより、きちんと薬を飲んで現実を良くするように心がけましょう、みたいな一説があり、その続きが、いや、夢心地でいいんだ、現実に戻るとツラいんだ、というような問答として続いていきます。そこで、どのようにしたかというと、薬を作った人が「私は今から遠くの国に行きます」として夢心地の人達を置いて遠くの国に行ってしまうのです。そして、数日後、薬を作った人が亡くなったという手紙が届くのです。その手紙を見た、夢心地の人は、これではまずい、きちんと現実を見据えて、しっかりと生きよう、と決意して、短期的には辛いかもしれない選択を取り、薬を飲み、しっかりとして生きると決めた、というようなストーリーがあるのです。
これが私の中での真の優しさや思いやりだと思っています。
一時の快楽に身を委ねさせて、そのままでいいよ、楽しいままでいいよ、として、将来的な時間を台無しにさせるようにつぶやくことは優しさや思いやりではありません。
ビジネスを始めるのであれば、きちんと優しさや思いやりとはなにか、ということを考えて、経済の本質である価値、信用、感謝のバランスをとって、生きていくことが必要だと思います。
4.時間軸の考え方

お仕事を自分で始めるとしたら絶対的に変わっていくものがあります。それが時間軸の考え方です。私たちは義務教育を通じて、学び、大人になってきました。小学校、中学校、そして、高校、大学と進む人もいるでしょう。大人になるにつれて、当たり前になってくるのが「明日の存在」です。子どもの頃は明日が遠い未来のように感じていたり、待ち遠しかったりします。
しかし成長するにつれて、明日やればいいや、とか、来週までにしよう、として「明日の存在」が当たり前になってきて、今楽しむことにフォーカスを当てるようになるのです。もちろん今を楽しむことを否定するわけではありませんが、今を楽しむと、将来に向けての計画やビジョンに影響が出ることもしばしばあります。
例えば、今、全力でラーメンやから揚げ、肉、寿司などを食べていってしまうと、おそらく1年後は体重はすごい勢いで増えてしまい、健康的にも影響を与えてしまっていると思います。明日からダイエットすればいいや、と考えて、今のことに全力で取り組むとこのような事態になるんです。仕事を始める時に気を付けないといけないのが、短期的な利益と長期的な利益のバランスです。
時間軸をしっかりと意識しながら、行動することで、今を楽しみつつも将来を楽しむことができるようになります。
そして、この時間軸の考え方をお客さんにもできるかどうか、というところで、経営に向いているかどうか、が分かってきます。今、お客さんにお金を払わせずに、自己犠牲的なサービス提供をしてしまうとどうなるか、というと、お客さんはお金を払わないことが当たり前となり、サービス提供者はもらえなくなることが当たり前となり、サービスの質が落ちていくことになります。
サービスの質が落ちると、お客さんは本来抱えていた問題や課題を解決することが出来ず、ただただ時間だけを浪費したことになり、結局損したことになるんです。この考え方が当たり前に出来るようになると、長期的な期間で物事を見ることができるようになり、全てが上手くいくようになります。
しかし、残念ながら、頭では分かっていても、周りにこの考え方ができない人が集まると、私たち自身も短期的な利益しか見れなくなり、お互いに損をすることになります。なので、同じ様な考え方がいるグループに入ることが望ましいと考えています。
しかし成長するにつれて、明日やればいいや、とか、来週までにしよう、として「明日の存在」が当たり前になってきて、今楽しむことにフォーカスを当てるようになるのです。もちろん今を楽しむことを否定するわけではありませんが、今を楽しむと、将来に向けての計画やビジョンに影響が出ることもしばしばあります。
例えば、今、全力でラーメンやから揚げ、肉、寿司などを食べていってしまうと、おそらく1年後は体重はすごい勢いで増えてしまい、健康的にも影響を与えてしまっていると思います。明日からダイエットすればいいや、と考えて、今のことに全力で取り組むとこのような事態になるんです。仕事を始める時に気を付けないといけないのが、短期的な利益と長期的な利益のバランスです。
時間軸をしっかりと意識しながら、行動することで、今を楽しみつつも将来を楽しむことができるようになります。
そして、この時間軸の考え方をお客さんにもできるかどうか、というところで、経営に向いているかどうか、が分かってきます。今、お客さんにお金を払わせずに、自己犠牲的なサービス提供をしてしまうとどうなるか、というと、お客さんはお金を払わないことが当たり前となり、サービス提供者はもらえなくなることが当たり前となり、サービスの質が落ちていくことになります。
サービスの質が落ちると、お客さんは本来抱えていた問題や課題を解決することが出来ず、ただただ時間だけを浪費したことになり、結局損したことになるんです。この考え方が当たり前に出来るようになると、長期的な期間で物事を見ることができるようになり、全てが上手くいくようになります。
しかし、残念ながら、頭では分かっていても、周りにこの考え方ができない人が集まると、私たち自身も短期的な利益しか見れなくなり、お互いに損をすることになります。なので、同じ様な考え方がいるグループに入ることが望ましいと考えています。
5.まとめ

ビジネスをすることと優しくあり続けることは無関係ではありません。むしろ、優しくなければビジネスの根幹である「はた(傍)らく(楽)」は達成できません。考え方の違いから「支払い」という行為が入ると急に冷たく感じる人もいますが、「真剣さ」ということを教えてくれるのが「お金」だと思います。本当の意味で相手のためを思い、優しさや思いやりを持ち相手に商品やサービスを提供することができるのは、お金があってからこそです。
お金の考え方やビジネスに対して違う解釈を入れてしまうと、なかなか稼げなくなったり、違う感じにビジネス構築をして、事業を畳むことになることにつながります。まずは入り口の部分でしっかりとビジネスの考え方を身に付けることが必要です。
人の気持ちに寄り添ったビジネスが今後求められてきます。もしこの考え方に賛同して、あなたもビジネスを始めたいと思っていただければ、私の日常を綴ったメルマガや、各種説明会などにご参加ください。
他にもインスタやYouTubeもしておりますので、遊びに来ていただけると嬉しく思います!
お金の考え方やビジネスに対して違う解釈を入れてしまうと、なかなか稼げなくなったり、違う感じにビジネス構築をして、事業を畳むことになることにつながります。まずは入り口の部分でしっかりとビジネスの考え方を身に付けることが必要です。
人の気持ちに寄り添ったビジネスが今後求められてきます。もしこの考え方に賛同して、あなたもビジネスを始めたいと思っていただければ、私の日常を綴ったメルマガや、各種説明会などにご参加ください。
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