コロナ化で在宅ワークや副業という概念が当たり前になってきています。
副業から始めて、今の仕事を辞め、いずれは本業にしよう、と考えている方も多いのではないでしょうか。それらの社会的な動きを裏付けるように、○○で起業しませんか?という広告もよく見ます。
そんな中で、多くの人は「自分にできること」と「自分が好きなコト」にフォーカスを当てて起業しようとしています。しかし、実はそれは間違いです。正確には順番間違えです。実は、あなたが一度でも人からの相談を受けていれば、それが起業のきっかけとなります。お仕事をする上で、ほとんどの場合必要なことは「お客さん」です。
あなたにできることで、あなたが好きなコトを仕事にできるか、という問いに対しては、お客さんが求めていなければ、「仕事にはなり得ない」が答えとなります。
普段はどのように生きるか、という心理学や心理療法の知識を伝えていますが、生きる観点から見ても仕事は大切なので、今回は起業について考えていきたいと思います。
1.起業とはなにをどうすることか?

心理学を学んでいると言葉の定義に敏感になります。言葉はどう定義するかで意味が変わり、結果が変わる場合が多いからです。カウンセリングやコーチングの場合もそうで、何がクライアントにとって「問題」であるか、というところを真剣に聞きます。今回はその起業版です。
ビジネスにおいてよく言われることですが、こんな話があります。
もし、あなたが、飲食店を営むことになったとして、人が良く来る立地、誰もが唸るおいしい料理、みんなが笑顔になるサービスが提供できたとします。私はそれは求めません。そんなことをあなたに全部お譲りしても、私はたった一つの条件さえあれば、商売を軌道に乗せることができます。
それはなにか?「それ」が分からなければ、起業するのはまだ早いかもしれません。
答えは「お腹をすかせたお客さん」です。
提供するもの、条件よりも大切なのはサービスを受ける人がいるかどうか、ということです。そこに奇抜なアイディアは必要ありません。つまり起業するということは、何かしらを求めている、あるいは困っているお客さんがいて、それを解決することであって、決してあなたがやりたいことを好きなようにすることではない、ということです。この意識のズレをまずは修正するところから始めていきましょう。
ビジネスにおいてよく言われることですが、こんな話があります。
もし、あなたが、飲食店を営むことになったとして、人が良く来る立地、誰もが唸るおいしい料理、みんなが笑顔になるサービスが提供できたとします。私はそれは求めません。そんなことをあなたに全部お譲りしても、私はたった一つの条件さえあれば、商売を軌道に乗せることができます。
それはなにか?「それ」が分からなければ、起業するのはまだ早いかもしれません。
答えは「お腹をすかせたお客さん」です。
提供するもの、条件よりも大切なのはサービスを受ける人がいるかどうか、ということです。そこに奇抜なアイディアは必要ありません。つまり起業するということは、何かしらを求めている、あるいは困っているお客さんがいて、それを解決することであって、決してあなたがやりたいことを好きなようにすることではない、ということです。この意識のズレをまずは修正するところから始めていきましょう。
2.悩みとは需要そのもの

そこで冒頭部分に戻るのですが、もし、あなたが過去に誰かの悩みを聞いたことがあるとすれば、それ自体が、お客さんが困っていることで、あなたが提供した解決策によってビジネスをしたということに言い換えられます。もちろん経済的対価、つまり金銭は発生していないかもしれませんが、この時点で、既にあなたは求められていて、求められるものをあなたが提供したということになります。人からの相談を受ける人はそれ自体が「あなたにしかできないもの」となるのです。もし、誰からの相談を受けていなくても、あなたが人と接していて、この人はこんなことに困っている、ということによく気が付けば、起業家としての才能は十分あると思います。
また、ここで、悩みの言葉の定義を考えておきましょう。悩みとは、こうなりたい、という未来の姿や要望があり、現時点ではそれが達成できておりません。そして、未来を掴むだけの行動が分からないこと。これが悩みと呼べるのではないでしょうか。しかし、望む行動が分からないということは、今、情報自体は溢れているため、可能性は低そうです。むしろ、市場においての悩みは一言でいうと「葛藤」という方がしっくりきます。
未来像はある、現時点の自分も何となくわかっている、何をすべきかも大体わかる、しかし、その行動がとれない、そこに立ちはだかる壁がある、Aという選択を選べば、Bが立たず、逆も然り、この壁をあなたがとってあげればそれは立派な悩み解決という訳です。
また、ここで、悩みの言葉の定義を考えておきましょう。悩みとは、こうなりたい、という未来の姿や要望があり、現時点ではそれが達成できておりません。そして、未来を掴むだけの行動が分からないこと。これが悩みと呼べるのではないでしょうか。しかし、望む行動が分からないということは、今、情報自体は溢れているため、可能性は低そうです。むしろ、市場においての悩みは一言でいうと「葛藤」という方がしっくりきます。
未来像はある、現時点の自分も何となくわかっている、何をすべきかも大体わかる、しかし、その行動がとれない、そこに立ちはだかる壁がある、Aという選択を選べば、Bが立たず、逆も然り、この壁をあなたがとってあげればそれは立派な悩み解決という訳です。
3.ビジネスとは

ここまでで大体お分かりの通り、ビジネスとは稼ぐ手段ではなく、困っている人の悩みを見つけてあげて、気付かせてあげて、その人の望む未来に近付けていくことです。キレイごととして処理する人もいるかもしれませんが、それがビジネスの本質です。この人の役に立つ気持ちの上に、キャッシュポイントというお金が発生するポイント、仕組みを組み入れていくことが、起業するということになります。
一般的なビジネス塾、経営塾では、自分の強みや弱みを探したり、顧客像の選定といってペルソナ(見込み客分析)をしながらやるのですが、どれもこれも、悩み解決のお手伝いにつながっていると言っても過言ではありません。ここでこんな質問が出ます。嗜好品は悩みではないですよね?ということ。
たしかに、嗜好品の販売もビジネスなのですが、なくても困るものではありません。なので本質的には悩みはないことになります。では、なぜ求めるのか、というと潜在的な悩みがあるからです。この辺は心理学的解釈が入ります。心の隙間を埋めようとする行為です。防衛機制というものなのですが、起業という観点なので、省略します。ビジネスとしてのまとめは、悩み解決の流れに、解決策を提供し、キャッシュポイントを設けるのがビジネスという訳です。
一般的なビジネス塾、経営塾では、自分の強みや弱みを探したり、顧客像の選定といってペルソナ(見込み客分析)をしながらやるのですが、どれもこれも、悩み解決のお手伝いにつながっていると言っても過言ではありません。ここでこんな質問が出ます。嗜好品は悩みではないですよね?ということ。
たしかに、嗜好品の販売もビジネスなのですが、なくても困るものではありません。なので本質的には悩みはないことになります。では、なぜ求めるのか、というと潜在的な悩みがあるからです。この辺は心理学的解釈が入ります。心の隙間を埋めようとする行為です。防衛機制というものなのですが、起業という観点なので、省略します。ビジネスとしてのまとめは、悩み解決の流れに、解決策を提供し、キャッシュポイントを設けるのがビジネスという訳です。
4.自信がない

そして、起業について考えている人の中には自信がない、と言われる人もいます。相談に乗ると次のような言葉が返ってきます。「あなたのように自信があればいいのですが、、」「まだ自信がなくて、、」「これが終わったら自信を持って起業できます!」というもの。もちろん場合によりけりですが、これでは中々起業できない人もいます。
実際にいる人の話なのですが、3年前、私が起業する際に、「私もあと2個資格をとったら起業するの」と言われていた方がいます。夢を語り、とても生き生きしていました。その方は実は私がサラリーマンだった頃から、今年こそ起業する、と誓っており、その時点で5年経っておりました。それぞれ事情があるので、良し悪しでもなく、起業が正解肢という訳でもないです。しかし、本人は最近、私もあなたみたいに若かったら出来たのに、本当残念、、と仰っていました。ということは8年かけて諦めるという理由を手に入れたことになります。
要約すると自信がないから資格を取って自信をつけたい、でもやっぱり不安だからもう1個、、というループにハマり、時間というものを使っていたということになります。本当に勿体ないので、一言お伝えすると、何かを始めるとき、自信満々という状態はあまりありません。なぜなら、自信はあなたの人生の後ろにあるもので、人生の先には約束されていないということ。自信がある人は過去に何かしら「達成」してきた経験があり、それが自信となっているだけです。別に偉業である必要はなく、毎日1人で起きている!というものでも良く、積み重ねによってできたというだけなのです。
ですから、チャレンジしたら自信が手に入るので、自信があるからチャレンジするというものではないということを知っておきましょう。
実際にいる人の話なのですが、3年前、私が起業する際に、「私もあと2個資格をとったら起業するの」と言われていた方がいます。夢を語り、とても生き生きしていました。その方は実は私がサラリーマンだった頃から、今年こそ起業する、と誓っており、その時点で5年経っておりました。それぞれ事情があるので、良し悪しでもなく、起業が正解肢という訳でもないです。しかし、本人は最近、私もあなたみたいに若かったら出来たのに、本当残念、、と仰っていました。ということは8年かけて諦めるという理由を手に入れたことになります。
要約すると自信がないから資格を取って自信をつけたい、でもやっぱり不安だからもう1個、、というループにハマり、時間というものを使っていたということになります。本当に勿体ないので、一言お伝えすると、何かを始めるとき、自信満々という状態はあまりありません。なぜなら、自信はあなたの人生の後ろにあるもので、人生の先には約束されていないということ。自信がある人は過去に何かしら「達成」してきた経験があり、それが自信となっているだけです。別に偉業である必要はなく、毎日1人で起きている!というものでも良く、積み重ねによってできたというだけなのです。
ですから、チャレンジしたら自信が手に入るので、自信があるからチャレンジするというものではないということを知っておきましょう。
5.人生とは

私はよく、自分の死について考えています。あと死ぬまで〇日、というようなことを考え、その中で、絶対にやりたいと思うことを決めています。他人からするとどうでもいいのだろうと思いますが、あぶない刑事というドラマを1週間かけてゆっくり観たいのです。人によっては今観ればいいじゃん、と思いかもしれませんが、「ゆっくり」というのがポイントで、子どもも成人して、心配ごとはなく、経済的、精神的、健康的にもゆとりをもって観たいので、今頑張っているという訳です。他にも心理学を義務教育にする、という夢もあります。そこを達成してゆっくり観たいのです。私的なことになりましたが、あなたにはあなたの人生があります。そこで、ちょっと嫌かもしれませんが、死を意識して欲しいと思います。死を意識すると生が際立ってきます。
あなたが今ではなく、30年後、40年後、50年後、、、死の淵に何を思うか、あなた自身の人生を振り返って何を思うか、その思いを今感じて、今日という日を生きてみてください。その時に私がしている毎日の疑問の投げかけをお伝えします。
「あなたの人生が今2周目だとしたら、今日という日をどう過ごしますか?」
というもの。あなたが自分の人生を一度経験して、やり残しがあったから、今生き返っている、と仮定しています。そうすると、理想の死を迎えるために、今やるべきことはなんですか?となりますので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
あなたが今ではなく、30年後、40年後、50年後、、、死の淵に何を思うか、あなた自身の人生を振り返って何を思うか、その思いを今感じて、今日という日を生きてみてください。その時に私がしている毎日の疑問の投げかけをお伝えします。
「あなたの人生が今2周目だとしたら、今日という日をどう過ごしますか?」
というもの。あなたが自分の人生を一度経験して、やり残しがあったから、今生き返っている、と仮定しています。そうすると、理想の死を迎えるために、今やるべきことはなんですか?となりますので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ

コロナ化において価値観や人生観が変わり、働き方も変わっています。その中でも今回は「起業」というところにフォーカスを当ててみました。起業とはお金稼ぎではなく、悩み解決の結果、お金が稼げるようになる仕組みを作ることであり、人から求められる限りは安泰ということです。
求められるためには、人が何を求めているか、ということを察知しなければなりませんので、心理学が役に立ちます。心理学を学んでみたい方、今あるあなたの時間でビジネスをしてみたい方は行動をしてみてください。行動の先に自信が手に入り、今まで以上に生き生きしたあなた自身が待っています。
また、人生観では、時間という概念を大切にしています。時間は幸運な方は、ほとんどの場合等しく与えられています。問題はその時間を何に投資し、どう行動して、誰と過ごすか、というようなことで幸福度が変わってくるということです。
幸せな人生を過ごしたいのであれば、時間の使い方さえ変えれば誰にでも等しく入る幸運な時代です。本日も読んでいただく時間を取っていただき、ありがとうございました。
求められるためには、人が何を求めているか、ということを察知しなければなりませんので、心理学が役に立ちます。心理学を学んでみたい方、今あるあなたの時間でビジネスをしてみたい方は行動をしてみてください。行動の先に自信が手に入り、今まで以上に生き生きしたあなた自身が待っています。
また、人生観では、時間という概念を大切にしています。時間は幸運な方は、ほとんどの場合等しく与えられています。問題はその時間を何に投資し、どう行動して、誰と過ごすか、というようなことで幸福度が変わってくるということです。
幸せな人生を過ごしたいのであれば、時間の使い方さえ変えれば誰にでも等しく入る幸運な時代です。本日も読んでいただく時間を取っていただき、ありがとうございました。