カウンセリングブログ

知ることは解決となるか?

いろいろな人

私たちの周りには私たちに似たような人が集まると言われています。

無意識的に同調できるという安心感があるのでしょうが、私も例外なく、気付いたら似たような人が集まっていました。

このことに気付いてからは自分と全くタイプが違う人と接するようにしています。

大抵はイライラしたり、心の中で「合わない」と思いながら接していますが、心理学を学び始めてからは、相手の行動ではなく、その行動をしている考えに興味が湧き、割と仲良くさせていただいております。

相手の方からすると自分のことに本当に興味を持って話を聴いてくれるから、話しやすいんでしょう。

ここまで考えて、接していると、種としての人間は違う方が生き残る確率が高いので、敢えて違うように出来ているんだな、と腹落ちすることができます。

・・・できれば、生き残る方の種でありたいです(願望)。

人の周りには、自分と似たような価値観や考え方を持つ人が集まる、ということですが、若干好奇心旺盛な私は、違うとされている人も周りに適度にいる私です。

・・・時々、絶対合わないとされている人も知人にいて驚かれたりします。

違いを生み出すものは?

人の価値観や考え方の違いの多くは、人の幼少期の家庭環境が生み出しています。

家庭環境は大きく2つに分かれます。

親子間で仲がいい家庭、仲が悪い家庭です。

養育者としての親で構いません。

また、普通であり、仲良くも悪くもないというのは、この場合は、仲が良い家庭の分類にします。

しかし、中には外から見ると普通に見えるけど、中に入ると歪な家庭環境をしているという家庭もあります。

私たちが感じるままで仲が良い、仲が悪いの判断をして構いません。

とりあえず、良いか、悪いかで捉えていきましょう。

メンタルケアの手法や考え方を学んでいると、親子関係が改善されていない、あるいは過去に起った問題がうやむやになり、私たち自身の中で解決していないと、現在もそのもやもやが目の前に現れ、私たちへ解決して欲しいというトラブルを引き込む、と言われています。

例えば、親から放任気味に養育され、本人にとってそれが、嫌なことであったりすると、現在も、または将来的にも、人から放任される問題は繰り返し起こります。

逆に過度に干渉されて、それが、嫌だった場合の人も、現在、または将来的に過度に干渉されて、嫌な思いをしていることでしょう。

これらの問題は今起きていることを解決しようとしても、不思議なことにまた今後も起こり続けます

本当の解決をするのであれば、過去の問題を解決しなければなりません

(あくまでもセラピーの種類の中の1つで言われているものです)

しかし、私たちは過去に行くことができません。

そこで、解決するために必要なのが、知るという行為なのです。

問題を解決する方法

もちろん、親がどのような考えでそのような行動をとっていたのか、ということは100%知るということは不可能です。

しかし、もともと完璧な養育と言うものはありません。

親も人なので一時の感情で、私たちの一生を決定づける言動をした可能性も高くあります

そのような一時の感情での言動で、私たちの一生が縛られることも知っておくべきですし、それが日常茶飯事の出来事であれば、思考を類推することができます。

通常、私たちが子どもの頃の親は発達心理学でいうところの青年期から成人期という枠組みに当たります。

この枠組みの段階は自分を取り巻く他者の中で、他者を観察すると同時に、自分も観察したりとしますし、社会的な自立もしないといけないなど、さまざまな問題が生じる時期です。

内面的な視点に立って自己を捉えるようになると、自分と他者を比較して劣等感を感じやすくなり、その結果自分が望む人間関係が手に入らないというような流れになります。

その状態で当人(親)にとって新しい人間関係を築き、結婚となり、自分の行動は自分で決めるという両親(祖父母)から依存から脱却して、精神的に独立(心理的離乳)し、主体的に生きるという時期なのです。

一方で社会の変化に対しての影響を一番受ける時期で、(それまでは良くも悪くも親の保護下にあったので)、結果、不安定になる方もいます。

そのような人間から、私たちは影響を受け、一生を縛られるような言動を投げかけられた時代かもしれません。

と、このように考えてみると、もしかすると、自分たちの親も悩んだりする人間であり、完璧ではないということがわかります。

その完璧ではない人間からの養育についていつまでもその柵に縛られずに、本当の意味で主体的に生きたいですね。

遺伝や環境、どちらも左右してきた親、と言う存在。

もし、それらに対して学術的に納得することができるだけでも、なにかしらの前進が現在の私たちの身に起るかもしれません。

まずは、今の問題を過去の子どもの頃の出来事と結び付けて、思い出して、新しい意味付けをしてみませんか

コメントを残す