自己評価という言葉があります。
簡単にいうと自分でする自分の評価のことです。
ナサニエル・ブランデンと言う人の自己評価の心理学という本は未邦訳なんですが、
「自己評価」という言葉を広く浸透させるに至った本です。
最近自己肯定感や自己受容など自分に対しての言葉をよく聞きますが、この自己評価は前の2つに比べるとあんまり有名にはなっていない気がします。
そして、肝心なのは自己肯定感や自己受容という言葉が大事という訳ではなく、
今あなたは、満たされて生きていますか?
との問いに、NOであれば、何をすべきか、ということを考えることです。
その「考える」を支えるために、自己肯定感や自己受容、さらには自己評価を高めるということが大切なのです。
さて、では、どう高めていこうか、となったときにはそれぞれ細かな捉え方の違いがあります。
しかし、今回は大体同じ根幹となることをお伝えします。
「自分次第」
・・・
・・・・・・
元も子もありません。
しかし、「自分次第」と聞いて
・丸投げじゃないか
・やっぱりね・・・。
など否定的に捉えた方。
あまり高くはありません。
逆に
・好き勝手できる!
・どうとでもなる!
など、肯定的に捉えた方。
高いですね。
となります。結局このように書くと、高い→良い、低い→悪い。みたいになるのでますます、その差が広がっていきます。低いから上げなきゃ、高いからこのままでいなきゃ、と思うのも違います。
要するに
あなたにあった高さ(低さ)であるか、ということが重要です。
それなのに、低いことが問題、として、様々な本やセミナーやらがあることに疑問を感じます。
結局「自分次第」になってしまうのですが、これが根幹の部分だと思います。
自分のことを正しく知ることが、正しい評価。
自分のことを正しく知ることが、正しい自己肯定感。
自分のことを正しく知ることが、自己受容。
とつながります。
そして、自分のことは鏡が無いと見えないように、あなたを映し出す相手の存在が不可欠です。
それが、カウンセラーである訳です。
もちろん鏡が歪なカタチなら、あなたを映し出す映像も歪になりますので、できるだけフラットな鏡になりきれる人、を見つけるようにしましょう。
アドバイスをしない。
感想も言わない。
正確にあなたを映し出す鏡で、適切な自己評価をして生きやすく生きましょう!