さて、ポケモンに始まり、カードや自分のお気に入りのアイテム。外国のコインとか。
全、何種類!!
とか言う謳い文句を聞いて、その商品が少し自分に必要なもので、1種類でも買うと全種類集めたくなりません?
今回は収集欲の観点で。
なぜ、このように気付いたかというと、今度始まった仮面ライダーゼロワンに遡ります。
「今度はなにを集めるのかな」と子どもが聞いてきたからです。
うっかりストーリーや変身音に惑わされてましたが、確かに歴代ライダーはモノを集めています。メダルだったり、カードだったり、ライドウォッチだったり・・・。
マーケティング戦略ではなく、心理の方で見てみましょう。
・・・分析だ!!
人間の欲求の中に収集欲というものがあるため、と仮定してみてみましょう。
あなたの周りにもいませんか?
なんか色々物買って部屋の中が取っ散かってる人。
そういう人は収集欲があると思います。
すなわち!ハマれば結構集めちゃいます。
理由としてはモノで寂しさを埋めます、というところになるでしょう。なんかモノに囲まれていると安心する~、とか言ってるなら、間違いなくそうでしょう。
囲まれていないと不安になるという訳ですね。
他にも脅迫観念に駆られるという動機もあります。
確かに、全巻揃ってないと落ち着かなかったり、
物事は最後までやり切ってこそとかの思い込みもあるでしょう。
「あわわわわ、買わないと、揃えないと」となります。
私はこのタイプが少しありますね。
まだ良いモノがあるはずだ、一度始めたのだから最後まで集めないといけないみたいな心理です。
「強迫性障害」とまではいかないでしょうが、モノを集めるということはそのような心理の側面もあるということです。
あとは、人と競うとか、ですね。
今回(ベルト)の件は、ウチの子がこの特性が強かったようです。周りの子が持っているのに自分が持っていないのが、許せない、みたいな心理です。
隣の芝生は青く見える、という昔からある言葉通りです。
詰まるところ収集欲は「自分に必要だから」集めるのではなく、自分の欠けてるものを埋めるという側面が強いことになります。
何のために集めるのか、ここをはっきり明確にしておくと少しは冷めるかもしれませんが、欲求の1つなのでなかなか難しいですね。
このように知っておけば一応「説明はできる」レベルになります。そこを自分でコントロールするかは自己対話が絶対的に必要になりますので、病系の収集癖があれば、お近くの心理カウンセラーに相談してみましょう!
必要なのは理解、分解、構築。
・・・鋼の錬金術師みたいな終わり方になりました(笑)
鋼の錬金術師は理解、分解、再構築、ですけどね!
「それ、ほんとうに必要?」
「本当に、ホントウに・・・?」
とか聞いていくと、頭では不要と理解していることが分かるんですけどね。
欲求とは恐ろしいものです・・・。