発表

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 習慣形成において発表する場が大切です。毎週どこかのタイミングで、今の進捗状況を発表するのです。それでは発表とはなんでしょうか。辞典では世間一般に知らせること、表向きに知らせること、となっております。つまり、私たちが身に付けたい習慣がなんであれ、週に一度くらいは、世間に知らせること、が必要という訳です。

発表する内容

 しかし、発表するものは習慣の途中結果だけではありません。目標宣言、目標を決めた理由、目標に対しての具体的にやること、やることをやってみた感想、今の気持ち、結果からみた新しくなるやること、、、などなど。一口に発表といっても様々なことがあります。私たちは自分の決めたことを人に伝えることで、その言った内容に対し、一貫性を保つ性質があります。「言ったのだからやらないと・・・」となる訳です。

発表が自信を奪う

 この「言ったこと」がやれなかったとなると、人は自分に対しての自信を失っていき「どうせ、出来ない」と思うようになり、自分に対しての評価がみるみる下がります。下がっていくと、次、何か新しいことを始める際には人に言わなくなり、発表をしなくなる。発表をしなくなると、万一決めたことが出来なくても、自分の自信がそこまで減ることはないので、習慣が続かない理由となっていきます。

立場の違い

 ウチの子どもも何かやる時は「見とってよ?」と言ってから、行動をします。そこで出来なくても、「親」であれば、自信を無くさないように接します。しかし、大人になるにつれて、私たちは出来ることが多くなり、その出来ることが自分の中での基準となり、その基準を通して他人を見るようになります。

 そこで、他人に対して自分の基準を満たしていないとちょっと冷たくなるような対応をする訳です。極端な例では、私たちはこぼさずにお茶を飲んだり、物を食べたりすることができます。しかし、誰かが食事を綺麗にする、という習慣を作り、そのためにコップを持つとか、お箸を綺麗にもつ、とか食べる順番を事前に決める、などの行動を目標と立てます。最初の頃は、「頑張ってね」、と暖かく見守っていても、2回目、3回目の発表の場に私たちがいるとなると、どうしても「なぜコップをこぼすのか?」という思考が働き、どうしても、アドバイスというカタチで上から責めるような態度を取ってしまいます。

 そうすると出来ない方は頑張ってできない、(正確には今のところ出来ない)という事実に直面し、自分で苦しんでいるのに発表をしたために、周りからも責められているという感覚に陥ります。実際には私たちは「責めている」という感覚はあまりなく、フィードバックをしている、という感覚に近いと思いますが、どうしても「自分が出来る」という前提があるので、相手が求められていない時、どっぷりと落ち込み、悩んでいる時にこの態度をとってしまうと、「食事を綺麗にする」という習慣はだんだんと自信の喪失とともに続かなくなっていきます。これが発表の弊害です。

バランスの見極め

 しかし、発表をしていないと、いつ止めても、止めなくてもいい、と私たち自身に言っているようなものなので、なかなか続きません。いや、そんなことはない、と思われる方もいるのですが、こちらは「意志力」や「置かれている環境」において、左右されますので、再現性は低くなります。発表することは重要ですが、一歩間違えると私たちの自信を失っていきます。自信を失わない発表はコメントを許可しないブログのようなものであったり、信頼できる人たちだけへの発表となります。しかし、こちらもフィードバックがないこと、続けなくとも許されるような環境になりやすいこと、として弊害があります。という訳で、一番いい発表の仕方は私たち自身が発表する様子を動画で撮り、私たち自身に見せるというものになります。セルフ発表です。これは自分で自分を客観視でき、習慣になりやすいので、お勧めです。

 そんな面倒なことやるよりも、ということであれば、ここのサイトや私のSNSを利用してください。コメントには一通り目を通します。私たちに合う習慣の発表の場を設けましょう!

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