現象学的手法

 心理学って結局実験を繰り返してデータをとって「人は○○」と決めつけてるんじゃないの。みたいな意見もあります。

それはごもっともです。

実験のデータは人によっては改ざんとは言わないまでも、思い込みが入ります。

 例えば、「人は○○じゃなかろうか」という仮説に基づいて実験をすると、結局「○○」に近いデータに目が行き、目が行くものが正しく、それ以外は例外である外れ値であるとして、論文とかにまとめられてしまいます。

 そこで、「人は○○」というデータが確立してしまい、多くの人が思い込んでしまうのです。

疑う視点

 実は、私も心理学は疑っています。結局、統計学か・・・。

 そんな感じで日々学んでいますので、かなりのひねくれものと思いますし、先人たちへの敬意が足らないと言われれば、そうなってしまいます。データを取ってくれた方々は本当に感謝と敬意しかないのですが、その敬意は私たちの生活に役立ててからこそ、と思っていますので、誤解をしないで欲しいです。

 しかし、舌を巻くこともあります。それが「考え方」です。

素晴らしい視点と考え方

 目の前の問題を解決するのに必要な考え方を教えてくれるのも心理学です。

答えではなく、考え方。今日はその考え方の一つ現象学的手法についてです。

 サイコロカレッジでは4月は人間性心理学の特集を組んでいました。この人間性心理学では「現象学の考え方」が取られています。

現象学的手法

 これは、既存の枠組みや常識、思い込みなど一切除外し、ただ目の前の現象をありのままに経験するという考え方です。

 この態度は判断停止(エポケー)と呼ばれており、この何の先入観もない状態で記述します。これであれば、思い込みは入りません。

あくまで「人」が体験することなので、「思い込み」は入るかもしれませんが、この状態で望むようにした人が何人もいると、薄れていきます。

人間性心理学では現象学的手法を採用して、人が経験する様々な事象を記述し、その主観的経験から抽象的な理論や法則の確立を目指しています。

 これは私たち人間関係にも必要な考え方です。

自分が「馬鹿にされた」と思っていることは実は「そう思っているだけ」で、事実ではないのです。

そうすると、対応の仕方は考えて洗濯することができます。選択することができると、反応は変わってきます。

現象学的手法。

言葉は難しいですが、どうです?

日常に取り入れてみませんか?

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