「できない、できない」
子供がよく言うセリフです。
私も前は言っていました。
できるはずなのに、歯を磨いてくれません。
こんな時は、「心理療法のプチ応用だ!」ということで、
今回は心理療法(セラピー)の紹介です(笑)
私が行っている手法の中でロゴセラピーという療法があります。
その中に「逆説志向」という考え方があります。
今回はこの技法の応用です。
逆説志向とは2つの事実に基づいて行われます。
1つは「不安はそのことで不安を感じたその時に現れる」というもの。
2つ目は「過剰志向は自らが望んでいるものを妨げる」というもの。
この組み合わせで行われる療法です。
例えば、失敗を過度な不安を感じ、恐れすぎて、何もできない方がいたとします。
そのような方にはおそらく、
「失敗が1日に何回できるか数えてみて。今までの最高記録を更新しよう」
ということを伝えると、不安から何度失敗できるかの挑戦になり、
2つ目の「自ら望んでいるものを妨げる」ため、失敗を恐れなくなるというものです。
しかし、この療法を実行するにはユーモアのセンスや自分自身を突き放して考える、
という考え方が必要となります。
「逆説志向」とはこのような考え方で行っていく療法の1つです。
もちろんロゴセラピーはこれだけではありませんし、
セラピー自体もヒプノセラピーやらナラティブセラピーなど
まだまだたくさんあります。
あなたに合ったセラピストもきっといます。
ちなみに、子供は私と一緒なら歯を自分で磨いてくれるようになりました!
写真は商材用です(汗)