現在抱えている問題(正確には問題だと思っている事柄)は
過去の経験からの学びであることが多い。
よく言われていることが犬に噛まれた、あるいは噛まれそうになった経験から
犬を見ると逃げれば噛まれないことを学び、犬恐怖症になるというもの。
犬という全てを避けることにより、問題を防いでいることになる。
全ての犬が人を噛むという訳ではない。
犬もきちんと接すれば大丈夫。。頭では分かっていても怖いものは怖い。
「怖い」という気持ちは本人を守るものだからそれはそれで大切。
そのような時はどうするのか?
心理療法を用いることが早い。なぜならば心の問題だから。
視点をたくさん与えてみる。
犬が怖いのは噛むから。
噛む動物は全て怖いのか?
人間も歯があるけど大丈夫か?
歯が無ければ大丈夫か?
噛まない保証があれば大丈夫か?
噛む力が極端に弱ければ大丈夫か?
話(意図)が通じれば大丈夫か?
などなど。
できるだけ自分のことを見直すための質問をしてみる。
時に聞きたくないようなことも自分が質問してくるが、
よく見つめよう。
なぜなら自分のことだから。
交流分析を学んでいると過去の自分と対話することが多くなる。
振り返りや後悔ではなく、過去の経験を、今生じている問題の解決策として
再利用することができるのはちょっと得した気分になります。
ちなみに私は猫と犬なら犬派です。
周りには猫派が多いです。。